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日本フォスターケア研究会

〒 東京都港区赤坂9-1-7-856(全国里親会内)

会長あいさつ

 星野 崇  

里親をして四半世紀が過ぎ、多くの子どもに接してきましたが、どの子も幼い時に受けたものを生涯抱えているように思う時があります。特に思春期や自立期にそれが自信のなさやコミュニケーション不足として顕著に表れてくる傾向があるように感じています。まさに根っこのない状態になるのです。幼い時に受けた傷は容易には癒せません。虐待を受けた子どもの価値観を変えていくことも大変難しいものがあります。愛着障害修復に関する研究がアメリカでは熱心に行われていますが、日本では、まだ一部の人の間で流布されているに過ぎません。

子どもの養育を廻る課題としては他にもいくつもの課題があると思います。この研究会では、子どもの最善の利益をもたらすために、フォスターケアの意義、要保護児童の養育の有り方、より効果的な精神的・心理的治療、民法・家族法における問題点、里親制度面で改善するべき点や児童福祉はどうあるべきか、また虐待防止のために社会に発信できるものは何か等、種々の分野の人が研究成果を持ち寄って、意見交換を行うことによってフォスターケア研究が拡充・発展し、子どもたちの成長に寄与することを祈念しております。

(平成2771日)


日本フォスターケア研究会


東京都港区赤坂9-1-7-856(全国里親会内)